2014/10/21

山梨発:700年の歴史がある造形的な日本の営み

 山梨大会の公開授業の一つは,なんと700年の歴史に裏付けられた授業を行います(!)
白根東小学校で行われる授業です。
 この授業は,地域の中学校である南アルプス市立白根巨摩中学校の生徒が出向いて行われます。
実は,南アルプス市は「小笠原流礼法」の発祥の地です。確かに小笠原という地名が今もあります。
甲斐源氏につながる小笠原家に伝わる「小笠原流」は,武士のたしなみとして広く愛用され,冠婚葬祭など,今のわたしたちのさりげない振る舞いの中に脈々と受け継がれているものです。

 
「相手を大切に思うこころ」その「こころを形に」。この言葉が,ピピッときます。南アルプス市の小中学校は,講師を招き,この伝統の礼法について学んでいるとのことです。
その子どもたちが,取り組む授業。700年の重みをお感じください。

以前の企画展のパンフレットです。
白根東小会場では,小笠原流礼法の展示も行います。参考に南アルプス市ふるさと文化伝承館をご覧ください。