2013/03/05

図工の天使

 「学校の先生はいいな。だって,子どもたちの一番輝いてる瞬間をいつも見ているんだもの。」
ある保護者が話していました。
 考えてみると,子どもたちは家では眠っている時間がほとんどを占めていて,起きている時間のほとんどを学校で過ごしています(!)
 
 

 私たちが担当している図画工作や美術の時間でも,子どもたちのまぶしいくらい輝く姿にたくさん出会っています。山梨の学校で起こった子どもたちの輝きをこのブログを通じて紹介できたらいいなと思います。




「図工のある日」
 

ある小学校の先生が話してくれたお話です。

 ある日のこと,Aさんは,朝から具合が悪く保健室にいました。
 「おうちの人に迎えに来てもらおうか?」
 担任の先生と保健室の先生と校長先生が相談して,おうちの人に迎えに来てもらうことにしたそうです。

 しばらくして,お母さんが玄関にお迎えに来てくれました。
「お大事にね。」と担任の先生は二人を見送ったそうです。

 でも,Aさんとお母さんが校庭で立ち止まって話しを始めました。お母さんは中腰になってAさんと目の高さを合わせて,話しを聞いているようです。
 担任に先生は「どうしたのかな」と思って見ていると,しばらくして,Aさんがお母さんといっしょに玄関に戻ってきたのです。

「先生,この子が今日は図工の時間があるから,どうしても帰りたくない,と言うんです。どうしましょう…。」

 その後どうしたかは~憶えていません。でも,この話しを聞いたとき,その光景が目に浮かんで,何か心がぽっと温かくなる気持ちがしました。

 「図画工作が大好き」というAさんの気持ち。私たち図画工作・美術に携わる人間として,何かしっかり応えなければいけないと思います。

 つくりだす喜びに満ちた授業,夢中になれる授業,新しい自分に会えるような授業~そんな魅力的な図画工作・美術の授業づくりに,もっともっと努力しなければいけないなと思います。

By 鷹野晃

1 件のコメント:

  1. いい話しだなあ。このようなお話しを聞くと、もっとよい授業がしたくなります。

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