2013/03/19

本日付で「退職者」および「異動」の情報提供をお願いするメールを送りました

 こんにちは。春が既にやってきました。
 「甲斐のぼこんとう,よっちゃばれ展2013」が先週3月15日(金)をもって終わりました。お手伝いいただいた先生方には,心よりお礼を申し上げます。休日の貴重な時間を提供していただきました。ボランティアでやっていただき,申し訳ありませんでした。今年度は山梨県立美術館のギャラリーを借りることが叶いませんでした。国文祭課への働きかけをして話を進め,2つの病院にもご理解をいただいての実施でした。形は変わりましたが,今後の「まちなか美術館」運営に関して,新たな一歩を踏み出せました。峡南や富士吉田の施設も今後の展示にご協力いただけるように働きかけをしたいと思います。すでに動き出している支部の先生にはありがたく感じています。

 さて,人事異動の情報が行き交う時期となりました。山造研では情報の提供をお願いしたいと思います。今日,山造研メーリングリストで送りました。ご退職の先生には,長年にわたり山梨の造形教育振興にご尽力いただき、心より感謝申し上げます。つきましては,感謝状と記念品を贈りたいと思います。支部の先生方には,ご退職される先生のお名前と所属校を事務局(梨大附属中;小俣先生か城南中;窪田)までメールにてご連絡いただきたいと思います。

 3月26日までに,その他の先生方の動きも把握させていただきたいと思います。新聞で確認はさせていただきますが,落ちがあっては大変ですので(特に小学校の先生については,よくわからない場合があります)よろしくお願いします。こちらも上記までメールにてご連絡をお願いします。

                 城南中の1年生の「地域再考ポスター」を学校のフェンスに貼りました              

 野外の活動が多い私は,毎日花粉と闘っております。アイボンいい感じです。城南中の1年生の活動をご紹介します。地域への呼びかけをポスターで行っています。みなさん,足を止めて見ていってくれます。簡単なことなのですが,効果があると思います。

 次の北口プロ・プロは4月12日(金)です。開始時刻は18:00前後です。
 作品のデータは随時受け付けていますので,送ってください。当日持参のデータでも,その場で準備して上映しします。よろしくお願いします。

                                          3月19日   窪田 眞敏

 

 

2013/03/07

「富士の国,やまなし国文祭」の「やまなし造形遊び」の通期事業報告

 1月21日(月)から行っていた,市立甲府病院での児童生徒作品展示は3月8日(金)で終了です。国立甲府病院での展示は3月15日(金)まで。先生方のご協力をいただいて成り立っている事業です。9日(土)の作業時に作品をお返ししますので(南都留以外),支部の常任委員の先生には現地に来ていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

 また,明日と明後日はプロジェクター・プロジェクトです。明日が県立図書館での実施。18:00から2時間行います。明後日は甲府市内のコリド桜町の「ヨコヤマ」さん空き店舗にて18:00から2時間です。国文祭の4月からのイベントの開始に伴って4月8日(月)から12日(金)まで県立図書館で毎日行われます。こちらには山造研として参加するかどうかは未定です。

  ご支援やご協力をいただける先生方の数が増えることを期待しています。よろしくお願いします。

   3月 7日  山梨県公立高校入試の1日目         城南中学校   窪田 眞敏

2013/03/05

図工の天使

 「学校の先生はいいな。だって,子どもたちの一番輝いてる瞬間をいつも見ているんだもの。」
ある保護者が話していました。
 考えてみると,子どもたちは家では眠っている時間がほとんどを占めていて,起きている時間のほとんどを学校で過ごしています(!)
 
 

 私たちが担当している図画工作や美術の時間でも,子どもたちのまぶしいくらい輝く姿にたくさん出会っています。山梨の学校で起こった子どもたちの輝きをこのブログを通じて紹介できたらいいなと思います。




「図工のある日」
 

ある小学校の先生が話してくれたお話です。

 ある日のこと,Aさんは,朝から具合が悪く保健室にいました。
 「おうちの人に迎えに来てもらおうか?」
 担任の先生と保健室の先生と校長先生が相談して,おうちの人に迎えに来てもらうことにしたそうです。

 しばらくして,お母さんが玄関にお迎えに来てくれました。
「お大事にね。」と担任の先生は二人を見送ったそうです。

 でも,Aさんとお母さんが校庭で立ち止まって話しを始めました。お母さんは中腰になってAさんと目の高さを合わせて,話しを聞いているようです。
 担任に先生は「どうしたのかな」と思って見ていると,しばらくして,Aさんがお母さんといっしょに玄関に戻ってきたのです。

「先生,この子が今日は図工の時間があるから,どうしても帰りたくない,と言うんです。どうしましょう…。」

 その後どうしたかは~憶えていません。でも,この話しを聞いたとき,その光景が目に浮かんで,何か心がぽっと温かくなる気持ちがしました。

 「図画工作が大好き」というAさんの気持ち。私たち図画工作・美術に携わる人間として,何かしっかり応えなければいけないと思います。

 つくりだす喜びに満ちた授業,夢中になれる授業,新しい自分に会えるような授業~そんな魅力的な図画工作・美術の授業づくりに,もっともっと努力しなければいけないなと思います。

By 鷹野晃