大分県立芸術会館会場の窓から見える大分市内の街並み |
【生徒と高山辰雄を鑑賞~対話による作品鑑賞でファシリテーターとなる】
さて,「大分に学ぶ①」に続き,②です。
1月26日(土),1時間の講演を終えて,ホッとしたのもつかの間,すぐに1Fギャラリーへ。
そこには,大分市立滝尾中学校と大分市立明野中学校の美術部の生徒が待っていてくれました。
「えっ!?明野中? 我が山梨の北杜市にも明野中がある!」
これが,いわゆる「ツカミ」のつもりでした(!)
でも,はじめて会った子供たちにいきなり対峙して,15分で一作品。
子供たちも,健気に初めて会った「おっさん」に,一生懸命合わせてくれています。
そんな気持ちが伝わってきてさらに緊張~。そう緊張しておりました!!
もう一つのグループは鈴木斉先生が担当していました。あの鈴木先輩も,緊張した!と話していました。
先生方からの事後の感想に「ベテランの先生方でもうまくいかないことがあることが分かり,安心しました」という当を射た感じのものがあった気がして, そんな意味でも,「よい見本」になれました(!)
この勇姿が,翌日の「大分合同新聞」で紹介されました!写真の私と,その内面のギャップはおもしろいですね(!)。
ファシリテーターを降りた瞬間,美術部の顧問の佐藤先生が入ってきてくれて,子供たちと会話を始めました。すると,自分の感じ取ったことが次から次えて出るわ,出るわ!
やっぱり,日頃のつながりって大切なんだ。こういう信頼関係も授業をつくっているんだって改めて思いました。
「でも,美術館のボランティアの方々はいつも初対面の方を相手にしているんだよ」と上野行一先生がそっと私にささやきました。
すいません,ギャラリートークの写真が手元にないので,会場の窓から見えた景色を載せました。この日の大分はとっても寒かったです。
By 鷹野 晃